製品概要

  • 音響製品
  • 音響特性測定装置

受話器、イヤホン、
マイクロホン、
サウンドレベルメータ、
スピーカ

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製品について

校正方法の特徴
JCSSにトレーサブルな校正された音響校正器とマイクロホンの使用により、音圧レベル校正結果のトレーサビリテイが確保できます。
ヘッドホン、受話器、イヤホン、マイクロホン、スピーカ等の音響機器の音響特性を校正できる装置で、簡便に高い精度での校正が行えます。
基準として使用するマイクロホン及び音響校正器は国家計測標準供給制度(トレーサビリテイ制度)による認定証明ロゴ(Jcss)付きの証明書とともに添付いたします。

製品仕様

● 仕様

 項目仕様概要
イヤホン、受話器等の校正周波数範囲20Hz~10kHz
使用カプラType2015(IEC60318準拠)、
(JIS5512準拠対応予定)
増幅器Type6224(IEC61672,JIS C1509準拠)、
又は個別仕様製作
マイクロホン、サウンドレベルメータ、スピーカ等の校正周波数範囲20Hz~20kHz
測定音場無響室又は無響箱
増幅器等Type6224(IEC61672,JIS C1509準拠)、
又は個別仕様製作
制御用PC、使用ソフト等PC別途、(ただしWindowsで使用可)
添付ソフトサウンドカード、FFTボード
及びドライバーソフト
校正制御プログラム別途お打ち合わせによる作成

● 受話器・イヤホンの校正

・受話器(頭載式ヘッドホン)やイヤホンの特性をカプラ(IEC60318、IEC60711、JIS C5512に準拠)を使用して測定します。
・Jcssにトレースした音響校正器、およびカプラに装着するマイクロホンにより測定結果は、高い精度での上位標準へ整合の得られる校正が行えます。
・校正操作の開始時に音響校正器によりレベルの確認を行うことにより、校正結果を最高精度に保つことができます。
・受話器、イヤホン、ヘッドホンの特性測定用に「レシーバ特性自動測定装置」を製品化いたしました。

測定装置の構成例

カプラと騒音計本体部の組み合わせの例
・1/2”マイクロホンを用いる2ccカプラは、専用グリッドΦ14と共に使用します。
・挿入型補聴器、イヤホンの計測に用います。

2ccカプラ、及び専用グリッドΦ14
(騒音計TYPE6226に装着例)

● マイク・騒音計(サウンドレベルメータ)等の校正

・マイクロホンや騒音計の特性を音場(無響室、無響箱)を使用して測定します。校正方法は音響機器の特性測定JIS C5502に準拠して行います。
・Jcssにトレースした音響校正器、および基準用に使用するマイクロホンにより測定結果は、高い精度での上位標準へ整合の得られる校正が行えます。
・校正操作の開始時に音響校正器によりレベルの確認を行うことにより、校正結果を最高精度に保つことができます。

測定装置の構成例

無響室内の配置例

● マイク・騒音計の簡便校正

・無響室や無響箱を必要としないで、マイクロホンや騒音計の特性を測定します。特徴は音響結合器(特許許諾済)の採用と簡便な防音箱の使用で測定装置を非常にコンパクトに構成できます。
・Jcssにトレースした音響校正器、およびマイクロホンを基準用に使用することにより測定結果は、高い精度での上位標準へ整合の得られる校正が行えます。
・校正操作の開始時に音響校正器によりレベルの確認を行うことにより、校正結果を最高精度に保つことができます。

測定装置の構成例

防音箱の構成概観

● スピーカ等の校正、 機器の騒音発生レベルの測定

・スピーカ等の音響発生機器の音響特性の校正や、各種の機器からの発生騒音レベルの測定を行います。
・Jcssにトレースした音響校正器、およびマイクロホンを基準用に使用ことにより測定結果は、高い精度での上位標準へ整合の得られる校正が行えます。
・校正操作の開始時に音響校正器によりレベルの確認を行うことにより、校正結果を最高精度に保つことができます。

測定装置の構成例

無響室内の配置例